論文
“Discovering Comrades: How the Palestinian National Movement Evaluated “Land Day” in 1976”『上智アジア学』第39号、pp. 87-98(単著、2021年12月)
「パレスチナのイスラーム主義運動:ローカルな組織が帯びる越境性」『中東研究』第538号、pp. 52–63(単著、2020年5月)
「大使館移転が映し出す『首都エルサレム』の現実:ナクバから70年を迎えたパレスチナ問題の行方」『歴史学研究』第981号、pp. 46–54(単著、2019年3月)
「PLO東京事務所と日本の『半公式外交』:日本・パレスチナ関係史序説 1970年代末~80年代初頭」『非西欧社会の近代化再考:日本とエジプト(アラブ)の場合』(カイロ大学文学部日本研究所・久留米大学比較文化研究所共同編集)第53号、pp. 49–61(単著、2018年3月)
【博士論文】「蜂起〈インティファーダ〉と占領下のパレスチナ(1967~1993年)」、東京大学(2017年7月)
“Japanese Officials and the Palestinians.” World Affairs, National University of Mongolia, pp. 171–178(単著、2017年3月)
「PLOによるヨルダンとの同盟関係の模索・1982~1987年:インティファーダ前史としての外交戦略の展開」『中東学会年報』第32-1号、pp.37–70(単著、2016年8月)
「中東和平と西岸・ガザ地区:暫定自治区設立による「パレスチナ人」の限定化」『アジア地域文化研究』第11号、pp. 216-232(単著、2015年7月)
「大衆蜂起の言説:インティファーダ(1987~1993年)とリーフレット研究の可能性(資料)」『アジア・アフリカ言語文化研究』第89号、pp. 119–165(単著、2015年3月)
「2つのインティファーダと和平:西岸地区およびガザ地区とPLO・1987~2000年」『オスロ合意から20年:パレスチナ/イスラエルの変容と課題』(TIAS Middle East Research Series, No.9)、pp.95–107(単著、2015年3月)
「パレスチナ被占領地における政治活動の発展:キャンプ・デーヴィッド合意(1978年)と揺れ動く地域情勢」『中東学会年報』第30-1号、pp.61–94(単著、2014年7月)
「抵抗する市民社会:パレスチナ被占領地を事例に」『相関社会科学』第23号、pp.35-53(単著、2014年3月)
“Understanding the Palestinian Intifada of 1987: Historical Development of the Political Activities in the Occupied Territories.”Annals of Japan Association for Middle East Studies, 29-2, pp.171–197(研究ノート、単著、2014年2月)
「占領と抵抗の相克:被占領地のパレスチナ人市長を事例に」『境界研究』第3号、pp.99-116(単著、2012年11月)
「パレスチナ党派和解と国連加盟申請:インティファーダ後の指導者間関係の変化を軸に」『中東研究』第514号、pp.64–73(単著、2012年6月)
「2000年代のパレスチナにおける抵抗運動:抵抗の「非武装化」と「国際化」」『国際情勢』第82号、pp. 215–228(単著、2012年2月)
【修士論文】「パレスチナ被占領地における「市民的抵抗」の発展:インティファーダの背景へのアプローチ」東京大学(2011年12月)
「ハマース憲章全訳:パレスチナ抵抗運動への一側面へのアプローチ(資料)」『アジア・アフリカ言語文化研究』第82号、pp. 61–93(単著、2011年9月)
「変質するパレスチナの抵抗運動:アル=アクサー・インティファーダを事例に」『年報地域文化研究』第14号、pp. 172–195(単著、2011年3月)
【学士論文】「否定されたパレスチナの抵抗運動:アル=アクサー・インティファーダ(2000~2006年)の検討」、東京外国語大学(東京外国語大学平成21年度優秀論文、2010年1月)
研究報告
「『無名』パレスチナ人と離散の記憶:難民化とアイデンティティの葛藤」、シンポジウム「帝国と民族のあいだ:パレスチナ/イスラエルをめぐるもうひとつの層」(東京大学駒場キャンパス)、単独発表(2023年12月16日)
「緊迫するパレスチナ/イスラエル情勢を考える:事態の推移と今後の展望」、学術変革領域研究(A)「イスラーム信頼学」主催緊急セミナー「緊迫するパレスチナ/イスラエル情勢を考える」(オンライン)、単独発表(2023年10月12日)
「紛争下での信頼と猜疑:パレスチナ人と『他者』が織り成す関係性 」、2022年度イスラーム信頼学全体集会「対立と紛争のなかで、つなぐ」、単独発表(2023年3月2日)
「30年を迎えるオスロ体制と諸研究の課題」、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「パレスチナ/イスラエル紛争の変容:最終的地位と新たな課題」第1回研究会(東京外国語大学本郷サテライト、2022年8月5日)、単独発表(2022年8月5日)
「20世紀の中東とパレスチナ問題:紛争の複合的な研究に向けて」、北海道大学政治研究会(北海道大学、2022年7月28日)、単独発表(2022年7月28日)
「パレスチナにおける独立運動の蹉跌と国家建設 」、日本比較政治学会・第25回大会(九州大学、2022年6月24日~25日)、単独発表(2022年6月25日)
"Discovering Comrades: How the Palestinian National Movement Evaluated the 'Land Day' in 1976"、基盤研究(B)「危機下における少数派・弱者の生存戦略:イスラーム圏の通史的・地域横断的研究」研究会、単独発表(オンライン開催 2022年6月4日)5>
「書き留められた記憶:パレスチナ人回顧録に描かれたユダヤ人との邂逅」、日本ユダヤ学会・2022年関西例会(オンライン開催、2022年3月13日)
「錯綜する猜疑と信頼:パレスチナ人が描く他者との関係」、文部科学省科学研究費・学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)B03班研究会、単独発表(2021年7月29日)
「対テロ戦争のもたらした問題群:パレスチナ/イスラエル紛争の変容を手がかりに」、日本平和学会2021年度春季研究大会(オンライン開催、2021年5月29日~30日)、部会7「対テロ戦争の20年」、単独発表(2021年5月30日)
「和平と和解のジレンマ:パレスチナ暫定自治政府を事例に」、日本国際政治学会2020年度研究大会(オンライン開催、2020年10月23日~25日)、中東分科会、単独発表(2020年10月25日)
「イスラエル占領政策の蹉跌:第四次中東戦争後の変遷を軸に」、日本中東学会第36回年次大会特別研究集会(オンライン開催、2020年8月29~30日)、単独発表(2020年8月30日)
"From Jordanians to PLO Supporters: A Palestinian Alternative Identity." International Conference, Identity's Allies and Labels: History of Identity Categories in Eastern Europe and Palestine/Israel (JSPS KAKENHI 16H05930, Prof. Taro Tsurumi), (The University of Tokyo, Komaba, JAPAN, 20–21 Jan. 2020)
「東エルサレムの現状と課題:せめぎ合う境界と人々の諸相」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所拠点2019年度第3回パレスチナ/イスラエル研究会定例研究会(東京外国語大学本郷サテライト、2019年9月28日)、単独発表(2019年9月28日)
"Not Recognize but Accept: Japanese Foreign Policy toward Palestine Liberation Organization (PLO)," The 8th Eurasian Peace Science Conference, Peace Science in Contested Spaces (The Hebrew University of Jerusalem, ISRAEL, 14–15 Jan. 2019)
"The PLO Office in Tokyo and Diplomatic Activities of the Japanese Government during the 1970s," The Middle East Studies Association (MESA), Annual Meeting, Without Boundaries: The Global Middle East, Then and Now (Grand Hyatt San Antonio, UNITED STATES, 15–18 Nov. 2018)5>
「日本とPLOの政治交渉:PLO東京事務所開所までの経過(1974~1976年)」、カイロ大学文学部日本研究センター国際シンポジウム「明治以降の日本の経験から学ぶ:明治150 周年を迎えて」(Cairo University, EGYPT, 22-23 Sep. 2018)
「長い導火線:蜂起の系譜からインティファーダを問い直す」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所拠点2017年度第5回パレスチナ/イスラエル研究会定例研究会(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2017年12月10日)、単独発表(2017年12月10日)
"The Long Fuse of the First Palestinian Intifada (1987–1993): How the Uprising Was Realized in the West Bank and the Gaza Strip," Korean Association of Middle Eastern Studies (KAMES) International Conference 2017 Seeking Harmony and Prosperity for the Middle East in the Era of Uncertainty (Hankuk University of Foreign Studies, KOREA, 22–24 Sep. 2017)
"The Changing Image of Palestinians in Japan: From the Establishment of the PLO Office in Tokyo to Arafat’s First Visit to Japan (1977–1981)," Cairo University International Symposium, Reevaluation of the Modernization of Non-Western Societies: The Case of Japan and the Egyptian Arab Model (Cairo University, EGYPT, 15–16 Jul. 2017)
「「無名」パレスチナ人の回顧録刊行:中東現代史を見る新たな資料としての考察」、日本中東学会第33回年次大会(九州大学、2017年5月13日~14日)、単独発表(2017年5月14日)
"Japanese Officials and the Palestinians: How the Relationship Started," Asian Federation of Middle East Studies Associations (AFMA), the 11th Conference, World New Trends in the 21st Century and Middle East, (Ulaanbaatar Hotel, MONGOLIA, 23–24 Sep. 2016)
"The Memorial Days and the Persistence of the Movement: A Study on the Palestinian Mass Mobilization from 1987 to 1993," The Third International Sociological Association (ISA) Forum of Sociology, The Future We Want: Global Sociology and the Struggles for a Better World (Vienna University, AUSTRIA, 10–14 Jul. 2016)
「PLOとヨルダンの同盟:被占領地との関係の新展開、1982~1987年」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)2015年度第6回パレスチナ研究班定例研究会(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2015年11月29日)、単独発表(2015年11月29日)
"Palestinians and the State: A Historical Review Considering Regional and Actor-Based Contexts," The 14th Middle East Technical University (METU) Conference on International Relations, Area Studies and International Relations: Intersecting Dimensions (Middle East Technical University, TURKY, 17–19 Jun. 2015)
"The First Palestinian Intifada: An Analysis of Mobilizing Leaflets," Asian Federation of Middle East Studies Associations (AFMA), the 10th Conference, De/Re-constructing Middle East Studies from Asian Perspectives: Towards the 20th anniversary of the AFMA (Kyoto University, JAPAN, 13–14 Dec. 2014)
「パレスチナ/イスラエルにおける資料調査:現状と課題の共有」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)2014年度第4回パレスチナ研究班定例研究会(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2014年11月1日)、武田祥英氏(千葉大学)との共同発表(2014年11月1日)
「インティファーダ(1987~1993年)の展開と国際情勢:パレスチナ各党派の政治声明から」、日本中東学会第30回年次大会(東京国際大学、2014年5月10日-11日)、単独発表(2014年5月11日)
「蜂起と和平交渉:インティファーダ(1987~1993年)のなかでの言説から」、イスラーム地域研究・若手研究者の会(早稲田大学早稲田キャンパス・120-4号館405・6教室、2014年4月19日)、単独発表(2014年4月19日)
「西岸地区およびガザ地区と抵抗運動:『文書集』と『年鑑』を手掛かりに」、世界政治研究会(東京大学本郷キャンパス・山上会館、2014年1月10日)、単独発表(2014年1月10日)
"Charting the Route to the Palestinian Intifada (1987): Through an Analysis of Former Uprisings," NIHU Program for Islamic Area Studies, 4th International Conference, 2013, New Horizons in Islamic Area Studies: Encounters, Reflections, and Collaborations (Lahore University of Management Scinences, PAKISTAN, 2–4 Nov. 2013)
"Japanese Society and Palestine: Through Images from Japanese Books and Journals in the 1970s," Korean Association of Middle East Studies (KAMES)’s International Conference, Beyond the New Paradigm in the Middle East: Political Affairs, Islamic Value and Multi Culture (Dongguk University, KOREA, 11–13 Oct. 2013)
「内側の『パレスチナ革命』:被占領地から見る1970年代」、中東研究会(東洋英和女学院、2013年7月11日)、単独発表(2013年7月11日)
「インフラとしての組織活動:1970年代から80年代にかけてのパレスチナ被占領地」、平成24年度科学研究費補助金(基盤研究B)「東アラブ地域の非公的政治主体に関する総合的研究:「アラブの春」の政治変動を中心に」研究会(東京外国語大学、2013年5月25日)、単独発表(2013年5月25日)
「『パレスチナ革命』の胎動と発展:1970年代における揺れ動く国家間関係とパレスチナ」、日本中東学会第29回年次大会(大阪大学、2013年5月11日~12日)、単独発表(2013年5月12日)
「抵抗の軌跡と1987年インティファーダ:キャンプ・デーヴィッド合意(1978年)以降を中心に」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)2012年度第6回パレスチナ研究班定例研究会・京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)共催(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2013年2月16日)、単独発表(2013年2月16日)
「パレスチナにおける抵抗運動と宗教:殉教作戦を事例に」、日本国際政治学会2012年度研究大会(名古屋国際会議場、2012年10月19日~21日)、D-6若手研究者・院生研究会パネル、単独発表(2012年10月21日)
"Understanding Palestinian Intifada (1987–1993): Aspects of Political Spheres in the Occupied Territories," Asian Federation of Middle East Studies Associations (AFMA), the 9th International Symposium, The Middle East in Change: New Attempts for the Future (Busan University of Foreign Studies and BEXCO, KOREA, 5–7 Oct. 2012)
「パレスチナ被占領地における「市民社会」と抵抗運動:インティファーダ以前の民衆抵抗を事例に」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」上智大学イスラーム研究センター(SIAS)「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」合宿研究会(静岡県伊東市山喜旅館、2012年9月29日~30日)、単独発表(2012年9月29日)
「日本で研究する/日本から研究する:その意義と課題、そして発展」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)第17回パレスチナ研究班定例研究会(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所)、単独発表(2012年6月10日)
「大岩川和正氏の研究」、公開シンポジウム「土地とイデオロギー:大岩川和正の現代イスラエル研究を起点に」人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)主催、明治大学文学部地理学専攻、京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)共催(明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー10階1103教室)、単独発表(2012年6月9日)
「パレスチナ被占領地における「市民的抵抗」の発展:インティファーダの背景へのアプローチ」、日本中東学会第28回年次大会(東洋大学、2012年5月12日~13日)、単独発表(2012年5月13日)
「『市民的抵抗』の発展とインティファーダ:パレスチナ被占領地における政治空間の諸相」、京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)共同研究「中東地域における経済自由化と統治メカニズムの頑健性に関する比較研究」第6回研究会(京都大学地域研究統合センター2階213セミナー室、2012年1月29日)、単独発表(2012年1月29日)
「抵抗と占領の相克:被占領地のパレスチナ人市長を事例に」、地域研究コンソーシアム(JCAS)次世代ワークショップ「折り重なる境界、揺れ動く境界:比較の中のパレスチナ/イスラエル複合紛争」北海道大学グローバルCOEプログラム・人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」早稲田大学拠点(WIAS)・東京大学拠点(TIAS)共催(早稲田大学早稲田キャンパス7号館、2012年1月21日~22日)、単独発表(2012年1月21日)
「パレスチナにおける動員構造の検討:指導者層と運動主体から見るインティファーダ」、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催「中東☆イスラーム教育セミナー」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2011年9月17日~20日)、単独発表(2011年9月17日)
「パレスチナ・動員基盤としての学生組織:インティファーダ以前を中心として」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)第13回パレスチナ研究班定例研究会・京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)共催(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2011年6月26日)、単独発表(2011年6月26日)
岩浅紀久発表「パレスチナ西岸地区における中小零細企業実態調査報告」コメンテーター、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)第11回パレスチナ研究班定例研究会・地域研究コンソーシアム(JCAS)次世代ワークショップ「いま「中東和平」をどう捉えるか―パレスチナ/イスラエル問題の構図と展開―」(京都大学吉田キャンパス総合研究2号館、2011年1月22日~23日)
「アル=アクサー・インティファーダの検討:被占領地・抵抗運動の変質」、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「中東☆イスラーム教育セミナー」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2010年9月18日~21日)、単独発表(2010年9月20日)、2011年1月22日~23日)、コメンテーター(2011年1月23日)
「オスロ和平プロセス概観:内包された危機と残された課題」、人間文化研究機構(NIHU)プログラム「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)第2回パレスチナ研究班定例研究会(東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所、2009年11月20日)、単独発表(2009年11月20日)