2012

06-02(al-Ahram)ムハンマド・ムルスィーは、大統領占拠キャンペーンにおいて、選挙公約として①ナイル川流域国との関係を深めること。②イスラーム機関の役割を増やすこと。③対米関係を新たな地域的役割の面から始めることを発表した。

06-30(al-Ahram)『アハラーム』紙は、ムハーバラートの報告書の内容として、「ナイル川とナイル川流域諸国(との関係)が、同報告書において最も重要な項目である」と報じた。

08-17(al-ahram)エジプトのムハンアンド・バハー・エッディーン灌漑・水資源相は、スーダン側の担当大臣と会談し、エジプト・スーダン合同技術委員会の定期会合の開催に合意した。委員会は、東ナイルにおける技術協力につき話し合うという。(注)この会合は1959年に両国が交わした「ナイル川の十全な利用に関する協定」で取り決められたものだが、これまで延期されてきた。

08-30(al-Hayat)スーダン外務省は、ナイル側の問題に関してエジプトと立場は同じだと発表した。

08-30(al-Hayat)エジプトのアムルー外相は、スーダンとの関係の課題は、エジプトの対外関係において、最大の優先事項であると述べたほか、エジプトとスーダンとの関係を覆う新たな息吹があり、両国はかつて一つの国とみなされていたと述べた。また、エジプトのナイル川問題に対する姿勢はスーダンの立場と完全に一致していることを指摘した。