2019.08.12

元エジプト水資源・灌漑省顧問兼国際水法専門家のディヤーッディーン・カウシーは、エチオピアとロシアが交わした水力・原子力発電施設建設合意に関して、この計画をGERD建設と関連付けることは難しいと述べた。また、このプロジェクトはGERDから影響を受けていないと述べた。

住宅省は、国内の節水プロジェクトの詳細につき明かした。沿岸の諸県では海水の淡水化、内地の農耕地では地下水の利用を促進する。*また飲料用水の節水を行う。淡水化施設に関しては39基建設する。費用は293億ポンド。日量140万立法メートルの水を作ることができる。これらのプロジェクトはメルサ・マトルーフ、北シナイ、ポートサイード、ダカハリーヤ、カフルシャイフ。現在、北シナイ、南シナイ、紅海、マトルーフ、イスマーイーリーヤでは58基の淡水化施設が稼働しており、日量、44万立法メートルの水を作っている。上エジプトでは、浄水施設26基の建設が行われており、今年末には完了する予定。

2019年09月07日