2019.09.05.10.12

2019.09.05『Independent Arabiya』は、専門家の発言として、スーダンはGERD建設問題において重要な立場にあり、バシール元大統領は、技術的な観点ではなく、政治的観点からこの問題に対応したため、GERD建設問題が複雑化したと論評した。また、バシールはエジプト、エチオピアとの関係のバランスを欠いていたという。*また、GERDに関しては、エチオピア国民が国債を大量に購入したことで、エチオピア政府がダムの建設費用を賄うことができたというが、エチオピア側はスーダンの新たな政府がGERD支援の立場を退く可能性を懸念しているという。

2019.09.10

シュクリー外相は、アラブ連盟にて、エジプトがGERD建設問題で様々な危機に直面していると述べた。これを受けて、アブー・ゲイト事務局長は、参加したアラブの閣僚は、エジプトの水の安全保障が、アラブ民族安全保障と不可分なことを確認し、エジプトとスーダンの水の安全保障の保護に全面的に連帯する姿勢を見せたと述べた。

2019.09.12

外務省のハムディ―・ルーザ・アフリカ担当副大臣は、エジプトに駐在する欧州諸国の大使とGERD建設交渉の進捗について説明し、交渉が長引くことにエジプトが不安があると述べた。

2019年09月08日