シリア軍事作戦総司令部による新生シリア軍の幹部士官および総合治安局長官の任命

CMEPS-J Report No. 82（2025年1月8日作成）

青山　弘之

シリア軍事作戦総司令部の総司令官を名乗るアフマド・シャルア（シャーム解放機構指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー）は2024年12月24日に「革命諸派」と会合を開き、すべての武装組織を解体し、国防省のもとに統合することで合意した。そして4日後の12月28日、シャルア司令官は「シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号」を、また12月31日には「決定第8号付則」を発出し、新生シリア軍を指揮する幹部士官51人を任命した。

決定第8号

Facebook (@syrianarabnews), December 29, 2024

 

決定第8号付則

Facebook (@syrianarabnews), December 31, 2024

 

幹部士官

51人の氏名、階級、経歴は以下の通りである。

ムルハフ・アフマド・アブー・カスラ（Murhaf Aḥmad Abū Qaṣra）
    • ハマー県ハルファーヤー市出身（生年は不明）
    • 別名：アブー・ハサン・ハマウィー（Abū Ḥasan al-Ḥamawī）、アブー・ハサン600（Abū Ḥasan 600）
    • シャーム解放機構の幹部。長らくシャーム解放機構の軍事部門司令官を務めていたが、2024年初めからシリア北西部各所で続いていた同機構に対する抗議デモへの対応をめぐる指導部内の意見対立が原因で2024年6月25日に解任されていた。
    • 2024年12月21日に暫定国防大臣に任命されたと報道され、12月31日にシリア軍事作戦総司令部によって正式に任命される。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で少将に昇格。

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アリー・ヌールッディーン・ナアサーン（ʻAlī Nūr al-Dīn al-Naʻsān）
    • ハマー県タイバト・イマーム市出身（生年は不明）
    • 別名：アブー・ハムザ（Abū Ḥamsza）
    • 離反士官で、シャーム解放機構の幹部。
    • シリア軍事作戦総司令部によって軍武装部隊参謀長に任命される（任命年月日は不明）。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で少将に昇格。

Durūb al-Tamayyuz, n.d.

ムハンマド・ハイル・ハサン・シュアイブ（Muḥammad Khayr Ḥasan Shuʻayb）
    • 別名：アブー・ハイル・タフタナーズ（Abū al-Khayr Taftanāz）
    • シャーム解放機構の司令官の1人で、シリア救国内閣軍事士官学校創設者（2021年創設）。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で准将に昇格。
アブドゥッラフマーン・フサイン・ハティーブ（ʻAbd al-Raḥmān Ḥusayn al-Khaṭīb）
    • 別名：アブー・フサイン・ウルドゥンニー（Abū Ḥusayn al-Urdunnī）
    • ヨルダン国籍のパレスチナ人
    • ヨルダン大学医学部卒。2013年にシリアに渡る。
    • シャーム解放機構の司令官の1人で、アブー・カスラとともに軍事評議会メンバーを務め、反体制武装組織諸派間の問題に対処。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で准将に昇格。
アブドゥルアズィーズ・ダーウード・フダービルディー（ʻAbd al-ʻAzīz Dāwūd Khadābardī）
    • 別名：アブー・ムハンマド・トルキスターン（Abū Muḥammad Turkistān）、アブー・ムハンマド・トゥルキスターニー（Abū Muḥammad al-Turkistānī）
    • 中国新疆ウイグル自治区出身者（トルキスタン人、ウィグル人）
    • トルキスタン・イスラーム党司令官
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で准将に昇格。
アブドゥー・ムハンマド・サルハーン（ʻAbdū Muḥammad Sarḥān）
    • 別名：アブー・イサーム・グータ（Abū ʻīṣām Ghūṭa）
    • シャーム解放機構の幹部で、東グータ地方の司令官（アミール）を務めていた。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で准将に昇格。
ウマル・ムハンマド・ジャフタシー（ʻUmar Muḥammad Jaftashī）
    • 別名：ムフタール・トゥルキー（Mukhrār al-Turkī）
    • トルコ人
    • シャーム解放機構の幹部で、シャルア総司令官の側近の1人と目されている。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で准将に昇格。
フサイン・アブドゥッラー・ウバイド（Ḥusayn ʻAbd Allāh al-ʻUbayd）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。
ジャミール・シャハーダ・サーリフ（Jamīl Shaḥāda al-Ṣāliḥ）
    • 1974年、ハマー県ラターミナ町出身
    • イッザ軍司令官
    • 2012年2月、シリア軍第17師団を離反
    • 2012年5月1日、ラターミナ殉教者旅団を結成。2013年1月1日にイッザ大隊旅団連合に、2015年6月1日、イッザ軍に改称。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。

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ムハンマド・ディヤー・サーリフ・タッハーン（Muḥammad Ḍiyāʾ Ṣāliḥ Ṭaḥḥān）
    • 1978年、イドリブ県タフタナーズ市出身
    • 自由人（アフラール）軍司令官
    • 2014年、シャーム自由人イスラーム運動司令官に就任。
    • 2016年末、自由人軍を設立。
    • 2017年初め、自由人軍はシャーム自由人イスラーム運動に合流、その後シャーム解放機構に合流。
    • 2017年9月、シャーム解放機構によるシャーム自由人イスラーム運動への攻撃に反対し、シャーム解放機構を離反。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。
アフマド・マフムード・ルズーク（Aḥmad Maḥmūd al-Ruzūq）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アラー・ムハンマド・アブドゥルバーキー（ʻAlāʼ Muḥammad ʻAbd al-Bāqī）
    • エジプト人
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
マフムード・ファウズィー・ハーミディー（Maḥmūd Fawzī Ḥāmidī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ナシュワーン・ムハンマド・ハンザル（Nashwān Muḥammad Ḥanẓal）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・フセイン・ハーッジ・アリー（Muḥammad Ḥusayn Ḥājj ʻAlī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
マウラーン・タルスーン・アブドゥッサマド（Mawlān Tarsūn ʻAbd al-Ṣamad）
    • タジキスタン人
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ハイサム・ハーリド・アリー（Haytham Khālid al-ʻAlī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アブドゥル・サムリーズ・バシャーリー（ʻAbd Ṣamrīz Bashārī）
    • 1976年、北マケドニアの首都スコピエ出身
    • アルバニア人
    • 別名：アブー・カターダ・アルバーニー（Abū Qatāda al-Albānī）、アブドゥルジャシャーリー（ʻAbd al-Jashārī）
    • 2012年、イドリブ県でアルバニア人、コソボ人、マケドニア人、セルビア人からなる「アルバニア人グループ」（Majmūʻa al-Albān）を結成。
    • 2016年、米財務省はシリアのアル=カーイダとつながりがあるとしてテロリストに指定。
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ウサーマ・ムイーン・カッザ（Usāma Muʻīn Qazza）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
サイフッディーン・マアムール・ムハンマド・タージーリー（Sayf al-Dīn Maʼmūr Muḥammad Tājīlī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ウサーマ・アワード・フサイン（Usāma ʻAwād Ḥusayn）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・アブドゥッラフマーン・シャイフ・ムハンマド（Muḥammad ʻAbd al-Raḥmān al-Shaykh Muḥammad）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ハムザ・アブドゥンナースィル・ハミーディー（Ḥamza ʻAbd al-Nāṣir al-Ḥamīdī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アブドゥルカーディル・マフムード・ターフーシュ（ūAbd al-Qādir Maḥmūd Ṭāḥūsh）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ズィヤード・ムハンマド・ハールーフ（Ziyād Muḥammad Khārūf）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アブドゥッラティーフ・アブドゥルカリーム・サラーマ（ʻAbd al-Laṭīf ʻAbd al-Karīm Salāma）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムアーウィヤ・イッズッディーン・サアドッディーン（Muʻāwiyah ʻIzz al-Dīn Saʻd al-Dīn）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ハサン・ムハンマド・アブドゥルガニー（Ḥasan Muḥammad ʻAbd al-Ghanī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
イブニヤーン・アフマド・ハリーリー（Ibniyān Aḥmad al-Ḥarīrī）
    • ヨルダン人
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ハーリド・ムハンマド・ハラビー（Khālid Muḥammad Ḥalabī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。
アブドゥッサラーム・ヤースィーン・アフマド（ʻAbd al-Salām Yāsīn Aḥmad）
    • 中国新疆ウイグル自治区出身（トルキスタン人、ウィグル人）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アキール・ムハンマド・アーミル（ʻAqīl Muḥammad al-ʻĀmir）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アムジャド・ムハンマド・ジャースィム（Amjad Muḥammad al-Jāsim）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アフマド・アブドゥルシャーミー（Aḥmad ʻAbd al-Shāmī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アシュハド・アフマド・サリービー（Ashhad Aḥmad al-Ṣalībī）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・スライマーン・ハティーブ（Muḥammad Sulaymān al-Khaṭīb）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アースィム・ラーシド・フワーリー（ʻĀṣim Rāshid Hawārī）
    • 別名：アブー・カースィム（Abū al-Qāsim）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムニール・ムナウワル・シャイフ・ジュムア（Munīr Munawwar al-Shaykh Jumʻa）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
スフィヤーン・ムハンマド・シャイフ・サーリフ（Sufyān Muḥammad al-Shaykh Ṣāliḥ）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アフマド・ムハンマド・ジャースィム（Aḥmad Muḥammad al-Jāsim）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アフマド・ハサン・ナークーフ（Aḥmad Ḥasan Nāqūḥ）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・ハーリド・ハリーフ（Muḥammad Khālid Khalīf）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アフマド・マフルース・ハーリド・ダルウィーシュ（Aḥmad Maḥrūs Khālid Darwīsh）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
アフマド・イーサー・シャイフ（Aḥmad ʻĪsā al-Shaykh）
    • シャームの鷹旅団司令官
    • 1972年、イドリブ県サルジャ村出身
  • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。

Syrian Memory

アフマド・ムハンマド・リズク（Aḥmad Muḥammad Rizq）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・アクラマ・マンスール（Muḥammad ʻAkrama Manṣūr）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ズーカルナイン・ズヌール・バスル・アブドゥルハミード（Dhū al-Qarnayn Zunūr al-Baṣr ʻAbd al-Ḥamīd）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
ムハンマド・ハーリド・バユーシュ（Muḥammad Khālid al-Bayūsh）
    • 自由イドリブ軍司令官
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。

X (@ihlprhtqlnwytjg)

ターリク・ムハンマド・カマール・サウラーク（Ṭāriq Muḥammad Kamāl Ṣūlāq）
    • 2024年12月28日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号で大佐に昇格。
イナード・アブドゥルムイーン・ダルウィーシュ（ʻInād ʻAbd al-Muʻīn Darwīsh）
    • シャーム自由人イスラーム運動司令官
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。
ムアイイド・ハーリド・ハサン（Muʼayyid Khālid Ḥasan）
    • 2024年12月31日、シリア・アラブ共和国・軍武装部隊総司令部・国防省決定第8号付則で准将に昇格。

総合諜報機関長官任命

幹部士官の任命に先立ち、シリア軍事作戦局総司令部は2024年12月26日、アナス・ハッターブ（Anas Khaṭṭāb）を総合諜報機関長官に任命した。

ハッターブ長官の経歴は以下の通り。

アナス・ハッターブ（Anas Khaṭṭāb）
    • 1986年、ダマスカス郊外県ジャイルード市出身。
    • 別名：アブー・アフマド・ルクーズ（Abū Aḥmad Rukūz）
    • シャームの民のヌスラ戦線創設者の1人で、シャーム解放機構の治安部門を統括、総合治安機関の長官を務めてきた。
    • アブドゥッラフマーン・アトゥーン（ʻAbd al-Raḥmān ʻAṭūn）、アスアド・ハサン・シャイバーニー（Asʻad Ḥasan Shaibānī）暫定外務大臣とともにシャルア総司令官にもっとも近い「側近」と目されている。
    • アル=カーイダとのつながり、同組織からの資金援助、ヌスラ戦線の活動への関与を理由に、米国財務省外国資産管理室（OFAC）は2012年12月11日、特定指定国民（SDN）に指定し、金融制裁の対象としていた。

Telegram (@syriafree25), December 26, 2024

出所