第1回現代中東・イスラーム地域研究会のご案内

2026年6月28日(日)、現代中東・イスラーム地域研究会が主催する第1回研究会が、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)との共催のもと、慶應義塾大学三田キャンパスにて対面とオンラインのハイブリッド方式で開催されました。当日は若手研究者や実務家を中心に約20名が参加し、活発な研究報告と討論が行われました。

冒頭では、本研究会代表の山岡 陽輝氏(慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程)より、研究会の趣旨説明がなされました。

趣旨説明を行う山岡氏

続いて、東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程の東 佑太氏が

「修正主義シオニズムにおけるメナヘム・ベギンの自由論:なぜディアスポラは『帰還』すべきか」と題する報告を行いました。

報告する東氏

報告後には質疑応答が行われ、フロアとの間で活発な討論がなされました。 閉会後には、三田キャンパス付近にて懇親会が催され、参加者の間で情報交換や交流が図られました。

現代中東・イスラーム地域研究会は、現代の中東・イスラーム地域を研究する若手研究者や同地域に携わる実務家等が定期的に集い、交流することを目的として設立された研究会です。 活動の第一歩となった今回の第1回研究会は、参加者の間で知的な交流を図るとともに、報告者の研究をブラッシュアップするための貴重な機会となりました。今後も定期的に研究会を開催する予定です。

 

【本研究会のメーリングリスト登録のご案内】

現代中東・イスラーム地域研究会のお知らせは、メーリングリストを通して配信いたします。 研究者(学部生や大学院生を含む)や実務家の方など、ご関心をお持ちの方は是非下記フォームよりご登録ください。

https://forms.gle/pakL41pGvdXEYusZ9

主催

現代中東・イスラーム地域研究会

共催

現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)

現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)第13回研究会のご案内(2026年7月12日)

「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」は2026年7月12日(日)に第13回研究会を開催いたします。良いディスカッションの場になれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。

日時

2027年7月12日(日) 14:00~17:10頃まで

場所

東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム および Zoomミーティングによるハイブリット開催(参加無料:要事前登録)

プログラム

    • 14:00 開会
    • 14:10~15:30 報告1 東佑太(東京外国語大学大学院総合国際学研究科)
      「イスラエルのグローバルなネイション・ビルディング: インド北部『ブネイ・メナシェ』の移住における非国家主体の役割」
    • 15:30~15:45 休憩
    • 15:45~17:05 報告2 山尾大(九州大学大学院比較社会文化研究院・教授)
      「紛争経験はいかに武装主体への評価を形成するのか:イラクにおけるサーベイと空間データの統合分析」
    • 17:10 閉会

参加登録

Googleフォームよりご登録ください。
https://x.gd/mA3gD(登録締切:2026年7月11日)

オンラインで参加される方には7月12日午前中にZoomミーティングの情報をお送りする予定です。

問合先

biladalsham@tufs.ac.jp

主催

    • 現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
    • 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

共催

    • 科研費基盤研究(A)「歴史的シリアにおける国家変容の研究:混合的手法による新たな中東地域研究の開発」(研究代表者:末近浩太 課題番号:23H00043)
    • 科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
    • パレスチナ/イスラエル研究会
    • 中東・イスラーム地域研究院生研究会(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies:GSMEIAS)
    • 現代中東・イスラーム地域研究会

現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)第12回研究会開催

2026年2月22日(日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)第12回研究会が東京外国語大学本郷サテライトにて対面とオンラインのハイブリット形式で開催され、研究者、学生、社会人約60名が参加しました。

第12回研究会では、東京外国語教授の青山弘之氏の進行のもと、早稲田大学大学院文学研究科の法島香月氏がまず「トルコの政党」と「クルド民族政党」の間で:AKP政権下の親クルド政党による「トルコ市民化」路線の分析」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

続いて、JETROアジア経済研究所の松下知史氏が「イランの抗議運動と選挙をめぐる相互作用の連鎖:立候補増加と投票率低下の逆説に注目して」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

最後に、龍谷大学の濱中新吾とJETROアジア経済研究所の今井宏平が「横断的アイデンティティと民主主義体制への選好:中東4カ国におけるサーベイ実験から」と題して共同報告を行い、質疑応答が行われました。

第3回中東・イスラーム地域研究 院生研究会(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies:GSMEIAS)研究報告会開催

2026年2月18日(水)、中東・イスラーム地域研究 院生研究会(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies:GSMEIAS)が主催する研究報告会(第3回GSMEIAS研究報告会[日英バイリンガル国際ワークショップ:各自発表は日英どちらかの言語、質疑応答は両言語])が、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の共催のもと、立命館大学東京キャンパス(東京都千代田区)にて対面・オンラインのハイブリッド方式で開催されました。会には合計で11名の若手研究者らが参加し、研究報告と討論が行われました。

第3回GSMEIAS研究報告会では、2025年度研究会代表者である井上 堅斗氏の司会・進行のもと、本研究会の趣旨及び問題意識の共有が行われたのち、博士前期課程院生によるセッション、博士後期課程院生etc.によるセッションの2つのセッションに分けて、若手研究者による研究報告が行われました。

1番目のセッションである<知を生産・創出するために:博士前期課程院生によるセッション>では合計5名の若手研究者が報告を行いました。

1人目の報告者である東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程の東 佑太氏がまず、「ナショナル・アイデンティティを問い直す:『誰がユダヤ人か』論争とベネ・イスラエルの社会運動」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する東氏

 

続いて、2人目の報告者である立命館大学大学院国際関係研究科博士課程前期課程の井上 堅斗氏が“The Rise of the Huthi Movement (Anṣār Allāh) in Contemporary Yemen: Transformations of Ideology and Actions in the Post-Husayn Era”と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する井上氏

続いて、3人目の報告者である立命館大学大学院国際関係研究科博士課程前期課程の藤永 凜氏が「内戦後のシリア新政権によるナショナル・アイデンティティの再構築:改訂教科書の内容分析から」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する藤永氏

続いて、4人目の報告者である立命館大学文学研究科博士課程前期課程の前田 琉成氏が「第一次インティファーダ期におけるハマースの国家観・宗教観の変遷:リーフレットの批判的ディスコース分析(CDA)を通じて」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する前田氏

続いて、5人目の報告者である早稲田大学大学院文学研究科修士課程の法島 香月氏が「誰がクルド人を代表するのか:トルコのクルド民族運動における武装組織と議会政党」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する法島氏

2番目のセッションである<知を創出し新たに価値創造するために:博士後期課程院生etc.によるセッション>では合計5名の若手研究者が報告を行いました。

まず、1人目の報告者である上智⼤学⼤学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程の久永 優吾氏が「中東における憲法秩序再考」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する久永氏

続いて、2人目の報告者である立命館大学大学院国際関係研究科博⼠課程後期課程のETTAWY Mohamed氏が“Al-Azhar’s Role in Promoting Community Peace and Societal Security: A Case Study of the Global Al-Azhar Academy for Training Imams, Preachers, and Fatwa Researchers”と題した報告をオンラインで行い、質疑応答が行われました。

報告するEttawy氏

続いて、3人目の報告者である独立研究者の奥庭 玲氏が「トルコ政治表象としてのミュージアム:『7.15クーデター博物館』を巡る問い」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する奥庭氏

続いて、4人目の報告者である立命館大学大学院国際関係研究科博士課程後期課程の⽶⽥ 優作氏が“Beyond Organizations and Movements?: Individual-level Religious Entrepreneurs and the Reconfiguration of Salafi Discursive Authority in Contemporary Egypt”と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する米田氏

最後に、5人目の報告者である慶應義塾⼤学⼤学院法学研究科博士課程の⼭岡 陽輝氏が「イスラーム主義・ポピュリズム・国際政治:解放党(ヒズブ・タフリール)の事例から」と題した報告を対面で行い、質疑応答が行われました。

報告する山岡氏

合計10名が研究報告を行った第3回GSMEIAS研究報告会は、若手メンバー間での研究報告を通じた知的交流の場としてのみならず、各自の研究をブラッシュアップし前進させるための場・切磋琢磨の場として非常に有意義な機会となりました。次年度以降も引き続きメンバー考案で、さまざまな企画および研究発表の場を創り上げていく所存です。