中東における政治変動と政治的ステレオタイプの変化に関する研究

平成20年度文部科学省「人文学及び社会科学における共同研究拠点の整備の推進事業」委託費による「イスラーム地域研究」にかかわる共同研究

研究概要

本研究は、中東地域の政治をめぐる既存の研究(時事分析的・現代史的研究、[比較]政治学的研究)動向を踏まえつつ、そこでの政治の行方を決定するうえで決して無視することのできない人々の政治意識が近年の政治変動のなかでいかに再構成されたのかを解明し、地域の政治の将来を展望する手がかりを提供することを目的とする。ここでいう政治意識とは、対象地域の人々の政治への関心の有無を意味するものではなく、彼らが自国の政府、政治主体、社会的諸集団、さらには諸外国の政治における役割をどのように認識・評価しているのかを意味する。すなわち、本研究は、中東で暮らす人々が国内外の政治主体に抱いている政治的なステレオタイプの変化のありようを解明することをその主たる研究課題とする。

Members / 研究構成員

研究統括者

研究分担者

研究協力者

    • Yutaka TAKAOA (Sophia University) / 髙岡豊(上智大学イスラーム地域研究機構研究補助員)
    • Dai YAMAO (Research Fellow, Japan Society for the Promotion of Science) / 山尾大(日本学術振興会特別研究員(PD)、東京外国語大学)
    • Masaki MIZOBUCHI (Sophia University) / 溝渕正季(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科、日本学術振興会特別研究員(DC))

そのほかの機関・研究者

研究成果

2008年4月更新