大森耀太「イラン・イスラエル武力衝突の要因:なぜイスラエルの矛先がイランへ向いたのか」(CMEPS-J Report No. 103)をCMEPS-J Reportsで公開しました。
カテゴリー: Israel
中東・イスラーム地域研究 院⽣研究会 (Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies)」 第2回GSMEIAS研究報告会(日英バイリンガル国際ワークショップ)のご案内 (2025年2月15日)
「中東・イスラーム地域研究 院⽣研究会
(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies)」
第2回GSMEIAS研究報告会(日英バイリンガル国際ワークショップ)のご案内
(2025年2月15日)
概要:
中東・イスラーム地域研究 院生研究会は、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)および立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)共催のもと、日英両言語を使用するバイリンガル国際ワークショップとして、第2回GSMEIAS研究報告会を開催いたします。
記
日時:2025年2月15日(土) 11:40~17:00(予定)
場所:立命館大学東京キャンパス会議室 教室1
https://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/
主催:中東・イスラーム地域研究 院生研究会
(GSMEIAS: Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies)
共催:現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)、
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
使用言語:英語・日本語(バイリンガル国際ワークショップ)
スケジュール:2月15日(土曜日)
1.研究報告(11:40~17:00):
11:40〜11:45
・本研究会およびワークショップの目的/
Purpose of our society and this workshop (Representative and Moderator: YONEDA)
11:45〜14:35
<知を生産・創出するために:博士前期課程院生によるセッション>
①11:45-12:05
東 佑太. (東京外国語大学大学院 総合国際学研究科, J.)「エスニシティと宗教の狭間で:1960年代イスラエルにおけるインド系ユダヤ移民の婚姻制限と国民統合」(日本語発表)
②12:05-12:25
法島 香月. (早稲田大学大学院 文学研究科, J.)「親クルド政党による上位アイデンティティ概念の受容:民主社会党による『トルコ市民』の提唱とその後の展開を中心に」(日本語発表)
③12:25-12:45
INOUE, Kento. (Graduate School of International Relations, Ritsumeikan University, J.)「Exploring the Ideology of Huthi Movement (Anṣār Allāh) in the Context of Yemen: Based on the Collection of Speeches by Former Leader Husayn, Malāzim」(英語発表)
④12:45-13:05
前田 琉成. (立命館大学大学院 文学研究科, J.)「ハマースの活動(1987-1993年)におけるリーフレット発行の役割:アフマド・ヤースィーンの言説からの考察」(日本語発表)
13:05-13:15 休憩
⑤13:15-13:35
萩原 優太. (東京外国語大学大学院 総合国際学研究科, J.)「『イスラーム過激派』の生存戦略:現代イラクの『イスラーム国』に着目して」(日本語発表)
⑥13:35-13:55
須原 悠輝. (立命館大学大学院 国際関係研究科, J.)「新興民主主義の定着段階における国民の政治意識の変容:『アラブの春』以降のチュニジアを事例として」(日本語発表)
⑦13:55-14:15
奥庭 玲. (立命館大学大学院 国際関係研究科, J.)「『中央と周辺』理論でトルコ地域研究を再考する:『周辺』政治研究へのよりよい理解に向けて」(日本語発表)
⑧14:15-14:35
HISANAGA, Yugo. (Graduate School of Global Studies, Sophia University, J.) “The Transformation of the Turkish Constitutional Court from‘Guardian of the Regime’ to ‘Protector of Human Rights’: From Introduction of Individual Application” (英語発表)
14:35-14:55 休憩
14:55〜16:35
<知を創出し新たに価値創造するために:博士後期課程院生etc.によるセッション>
①14:55-15:15
伊藤 慎一郎. (独立研究者)「揺れる独裁と軍隊の同盟関係:比較分析が示す中東地域の変容」(日本語発表)
②15:15-15:35
倉本 敬司. (東京科学大学大学院 環境・社会理工学院, J.)「中東における米軍基地:ダハラーン飛行場を中心に」(日本語発表)
③15:35-15:55
ETTAWY, Mohamed. (Graduate School of International Relations, Ritsumeikan University, J.) “Al-Azhar and Conflict Mediation: The Case of the Palestinian Dispute” (英語発表)
④15:55-16:15
YAMAOKA, Haruki. (Graduate School of Law, Keio University, J.) “Hizb ut-Tahrir as a Political Phenomenon” (英語発表)
⑤16:15-16:35
YONDEA, Yusaku. (Graduate School of International Relations, Ritsumeikan University, J.) “The Glocal Turn of Salafism, or Salafism Studies?: Reconsidering ‘Post-Salafism’ from the Case of Egypt’s al-Da‘wa al-Salafīya” (英語発表)
16:35-16:45 休憩
16:45〜17:00
<全体討論:わたしたち世代が描く「地域研究」像>
会場移動
2.GSMEIASの運営方針、全体および各自の研究進捗状況の確認と意見交換(17:30〜18:30)
3.今後の方針について(18:30〜20:30)
・25年度以降の研究会運営方針(引き継ぎ)、および成果発信の方法・予算申請等
(了)
現代中東研究コロキアム特別シンポジウム「第X次中東戦争はなぜ続くのか?:イスラエルとハマースの戦闘開始から1年」を開催
2024年10月6日(日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」特別シンポジウム「第X次中東戦争はなぜ続くのか?:イスラエルとハマースの戦闘開始から1年」を東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールーム、立命館大学朱雀キャンパス(京都二条キャンパス)中川会館202、Zoomミーティングにてハイブリッド開催しました。
250人以上の登録があったシンポジウムは、2部構成で行われ、錦田愛子氏(慶應義塾大学)、浜中新吾氏(龍谷大学)の司会進行のもと、第1部「忘れ去られたパレスチナ・イスラエル紛争、アラブ・イスラエル紛争」ではパレスチナ、イスラエル、ヨルダン、シリア、レバノン、エジプトの政治を専門とする6名の研究者が報告を行いました。
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- 鈴木啓之(東京大学)「パレスチナ 現実的解決の終焉」
- 辻田俊哉(大阪大学)「イスラエル トリレンマを抱える国家にとっての選択」
- 渡邊駿(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「ヨルダン 管理されたパレスチナ連帯」
- 青山弘之(東京外国語大学)「シリア 前線国家、緩衝国家にとっての生存戦争」
- 末近浩太(立命館大学)「レバノン 「ヒズブッラーの戦争」とその内政への影響」
- 横田貴之(明治大学)「エジプト 「血と硝煙の匂い」に隣接する地域大国」
第2部「第X次中東戦争として捉える紛争」では、イラン、イエメン、イラク、アラブ湾岸諸国、トルコの政治、イスラーム過激派の動静を専門とする6名の研究者が報告を行いました。
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- 坂梨祥(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「イラン 世論を二分するパレスチナ支援」
- 田智聡(防衛研究所)「イエメン 統治のための戦争:戦略的エスカレーションとフーシー派の戦争言説を巡る変容」
- 吉岡明子(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「イラク 抵抗の枢軸があぶりだす安全保障政策の矛盾」
- 近藤重人(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「アラブ湾岸諸国 国ごとに異なるイスラエル、パレスチナへの対応」
- 今井宏平(JETROアジア経済研究所)「トルコ 「巻き込まれる恐怖」とムスリムの盟主の責任感の間で揺れる地域大国」
- 髙岡豊(東京外国語大学)「イスラーム過激派 「イスラーム国」もアル=カーイダもイスラエルと戦わない」
第1部と第2部での報告終了後、参加者を交えたかたちで質疑応答が行われました。
現代中東研究コロキアム特別シンポジウム「第X次中東戦争はなぜ続くのか?:イスラエルとハマースの戦闘開始から1年」
ハマースが「アクサー大洪水」奇襲作戦を敢行し、ガザ地区を中心に激しい戦闘が始まってから、10月7日で1年となります。ガザ地区の惨状が、悲しみ、怒り、無力感、そして恐れをかき立てる日々は今も続いており、ハマースとイスラエルの一挙手一投足に多くの関心が寄せられています。
しかし、この紛争は、ハマースとイスラエルだけの争いではなく、ガザ地区も戦場の一つに過ぎません。実態は、アラブ・イスラエル紛争の当事者である周辺アラブ諸国、イラン、サウジアラビアやイエメンといったアラビア半島諸国、トルコ、欧米諸国、そして中東で勢いを増す非国家主体をも当事者とする地域紛争、あるいは国際紛争で、これらの当事者の思惑が複雑に絡み合うことで、事態収拾が困難なものとなっています。
本シンポジウムでは、中東政治を専門とする研究家が、政治学や地域研究といった手法を駆使して、矮小化して理解されがちなこの紛争の全体像を捉え、紛争が止まない理由を冷静且つ冷徹に解明します。
日時
2024年10月6日(日曜日)13:30~18:00頃
会場(開催形式)
以下2会場とZoomミーティングによるハイブリッド開催
-
- 東京会場:東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールーム
- 京都会場:立命館大学朱雀キャンパス(京都二条キャンパス)中川会館202
(参加無料:要事前登録)
プログラム
-
- 13:30-13:40 開会
第1部 忘れ去られたパレスチナ・イスラエル紛争、アラブ・イスラエル紛争
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- 13:40-13:55 鈴木啓之(東京大学)「パレスチナ 現実的解決の終焉」[東京会場]
- 13:55-14:10 辻田俊哉(大阪大学)「イスラエル トリレンマを抱える国家にとっての選択」[京都会場]
- 14:10-14:25 渡邊駿(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「ヨルダン 管理されたパレスチナ連帯」[東京会場]
- 14:25-14:40 青山弘之(東京外国語大学)「シリア 前線国家、緩衝国家にとっての生存戦争」[東京会場]
- 14:40-14:55 末近浩太(立命館大学)「レバノン 「ヒズブッラーの戦争」とその内政への影響」[京都会場]
- 14:55-15:10 横田貴之(明治大学)「エジプト 「血と硝煙の匂い」に隣接する地域大国」[東京会場]
- 15:10-15:30 質疑応答+休憩
第2部 第X次中東戦争として捉える紛争
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- 15:30-15:45 坂梨祥(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「イラン 世論を二分するパレスチナ支援」[東京会場]
- 15:45-16:00 田智聡(防衛研究所)「イエメン 統治のための戦争:戦略的エスカレーションとフーシー派の戦争言説を巡る変容」[東京会場]
- 16:00-16:15 吉岡明子(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「イラク 抵抗の枢軸があぶりだす安全保障政策の矛盾」[東京会場]
- 16:15-16:30 近藤重人(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「アラブ湾岸諸国 国ごとに異なるイスラエル、パレスチナへの対応」[東京会場]
- 16:30-16:45 今井宏平(JETROアジア経済研究所)「トルコ 「巻き込まれる恐怖」とムスリムの盟主の責任感の間で揺れる地域大国」[東京会場]
- 16:45-17:00 髙岡豊(東京外国語大学)「イスラーム過激派 「イスラーム国」もアル=カーイダもイスラエルと戦わない」[東京会場]
- 17:00-18:00 質疑応答+全体討論+閉会
司会進行
-
- 錦田愛子(慶應義塾大学)[東京会場]
- 浜中新吾(龍谷大学)[京都会場]
参加登録
Googleフォームよりご登録ください。
https://x.gd/e0CWv(登録締切:10月4日)
オンラインで参加される方には10月5日にZoomミーティング情報をメールにてお知らせします。
問合先
主催
-
- 現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
- 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催
-
- 科研費基盤研究(A)「歴史的シリアにおける国家変容の研究:混合的手法による新たな中東地域研究の開発」(研究代表者:末近浩太 課題番号:23H00043)
- 科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)
- 科研費基盤研究(B)「現代外交における軍事力の効用:通時的・共時的アプローチによる中範囲理論の構築」(研究代表者:溝渕正季 課題番号: 23H00791)
- 科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
- パレスチナ/イスラエル研究会
- 中東・イスラーム地域研究院生研究会(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies:GSMEIAS)
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会開催
2024年1月20日(土)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会が、立命館大学朱雀キャンパス(京都市中京区)にて対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、研究者ら約30名が参加しました。
第8回研究会では、立命館大学教授の末近浩太氏の進行のもと、立命館大学立命館大学衣笠総合研究機構准教授の池端蕗子氏がまず「現代中東・イスラーム諸国の地域協力機構:緩やかな連帯のメカニズム」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。
続いて、慶應義塾大学法学部教授の錦田愛子氏が「ローカル・イスラームとしてのハマース:グローバル・イスラームとの相違と接点」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会のご案内(2024年1月20日)
以下のとおり、2024年1月20日(土)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会を開催いたします。
全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。また、今回も対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
記
日時
2024年1月20日(土) 14:00~17:00頃まで
場所
立命館大学朱雀キャンパス中川会館303、およびZoomミーティングによるハイブリッド開催(参加無料:要事前登録)
議事
14:00 開会
14:10~15:30 報告1:池端蕗子(立命館大学)「現代中東・イスラーム諸国の地域協力機構:緩やかな連帯のメカニズム」
(休憩)
15:40~17:00 報告2:錦田愛子(慶應義塾大学)「ローカル・イスラームとしてのハマース:グローバル・イスラームとの相違と接点」
参加登録
対面でご参加される場合も、オンラインでご参加される場合も、下記のGoogleフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/vojmRAXMFhRWJTgg7
(登録締切:2024年1月18日)
オンラインで参加される方には1月19日にZoomミーティングの情報をお送りする予定です。
対面で参加される場合の会場案内
立命館大学朱雀キャンパス中川会館303
所在地:〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/
問い合わせ先
s-nino38[a]fc.ritsumei.ac.jp(担当:二宮)
主催
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)
科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
科研費基盤研究(B)「中東の非国家武装主体の越境的活動に関する比較研究」(研究代表者:髙岡豊 課題番号:21H03683)
青山 弘之編(横田 貴之・髙岡 豊・山尾 大・末近 浩太・吉川 卓郎・錦田 愛子)『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像(復刻版)』
2014年12月18日に岩波書店より出版された『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(ISBN:9784000220842、体裁:四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 242頁)の内容を一部改訂し、HTMLに変換した復刻版を主な刊行物で公開しました。
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第1回研究会のご案内(2022年1月19日)
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を正式に発足いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
第1回研究会を以下の要領で開催いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
記
日時
2022年1月19日(水) 14:00~18:00
場所
Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
プログラム
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- 14:00 開会
- 14:10~15:10 報告1:松尾昌樹(宇都宮大学)「グローバル化と政治体制:石油貿易が生み出す権威主義国と民主主義国の相互依存関係」
- 15:10~16:10 報告2:山本健介(静岡県立大学)「エルサレムの聖地管理をめぐる域内政治:ヨルダンの対外政策を中心に」
(休憩)
-
- 15:20~ 全体討論
参加登録
以下のGoogleフォームよりご登録ください。(登録締切:2022年1月17日)
https://forms.gle/N8fvuxUyzj2LUfxh9
問合先
17v00017[a]gst.ritsumei.ac.jp(担当・二宮【立命館大学中東・イスラーム研究センター】)
主催
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- 現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
- 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催
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- 科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622)
- 科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04374)
- 科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)
- 科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)
現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)(仮)研究会
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」(仮称)を設立いたします。
日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための機能は、「メカ研」と総称される一連の研究プロジェクト(「現代中東における国家運営メカニズムの実証的研究と地域間比較」研究会(2006~2007年度)、「中東諸国家運営メカニズムの普遍性と特殊性の抽出」(2008~2009年度)、「中東地域における経済自由化政策をめぐる受容と抵抗:比較政治研究」(2010~2011年度))が2013年に終了して以降、実質的には各研究者の携わる科研などの競争的資金に委ねられておりましたが、ここに分野・地域間の対話を今一度活性化することでさらなる研究の展開を目指したいと思います。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
日時
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- 2021年11月21日(日) 15:00~18:00
場所
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- 北海学園大学(使用する会議室については調整中)とzoomでのオンラインとのハイブリッド
参加者(50音順)
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- 青山弘之(東京外国語大学)
- 今井宏平(JETROアジア経済研究所)
- 岩坂将充(北海学園大学)
- 吉川卓郎(立命館アジア・太平洋大学)
- 末近浩太(立命館大学)
- 髙岡豊(東京外国語大学)
- 錦田愛子(慶應義塾大学)
- 濱中新吾(龍谷大学)
- 溝渕正季(広島大学)
- 松尾昌樹(宇都宮大学)
- 山尾大(九州大学)
- 横田貴之(明治大学)
主催
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- 現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
- 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
- 科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622、およびミネルヴァ書房からの成果公開における寄稿者)
- 科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)
共催
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- 科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04370)
- 科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)
議事
研究報告(15:00~16:15)
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- 末近浩太・山尾大「「アラブの春」後のリビアにおける国家再建と民主化:2019年実施の世論調査の結果から(仮)」
- 全体討論
コロキアムの運営方針、全体および各自の研究進捗状況の確認と意見交換(16:30〜17:30)
今後の方針について(17:30〜18:00)
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- 2022年度の国内外発表および投稿計画等
浜中新吾・青山弘之・髙岡豊編著『中東諸国民の国際秩序観:世論調査による国際関係認識と越境移動経験・意識の計量分析』
浜中新吾・青山弘之・髙岡豊編著『中東諸国民の国際秩序観:世論調査による国際関係認識と越境移動経験・意識の計量分析』が2020年3月15日に晃洋書房より公刊されました。