「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会開催

2023年9月10日(日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会が、東京外国語大学本郷サテライト(東京都文京区)にて、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、研究者ら約40名が参加しました。

第7回研究会では、東京外国語大学教授の青山弘之氏の進行のもと、神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程後期課程の関颯太氏がまず「国際機関加盟プロセスにおける民主化のパラドックス:トルコの事例」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

続いて公益財団法人中東調査会研究主幹の青木健太氏が「イランの対外政策と非国家主体:アフガニスタン人の動員を事例として」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

次回第8回研究会は来年初めに開催を予定しています。

「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会のご案内(2023年9月10日)

以下のとおり、2023年9月10日(日)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会を開催いたします。良いディスカッションの場になれば幸いです。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

日時:2023年9月10日(日) 14:00~17:00頃まで

場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム および Zoomミーティングによるハイブリッド開催(参加無料:要事前登録)

14:00 開会
14:10~15:30 報告1:関颯太(神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程後期課程)「国際機関加盟プロセスにおける民主化のパラドックス:トルコの事例」
(休憩)
15:40~17:00 報告2:青木健太(公益財団法人中東調査会研究主幹)「イランの対外政策と非国家主体:アフガニスタン人の動員を事例として」

参加登録:Googleフォームよりご登録ください。
https://onl.sc/Pgj3Q1Y(登録締切:2023年9月8日)
オンラインで参加される方には9月9日にZoomミーティングの情報をお送りする予定です。

問合先:biladalsham[a]tufs.ac.jp

主催:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

共催:
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)

科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
科研費基盤研究(B)「中東の非国家武装主体の越境的活動に関する比較研究」(研究代表者:髙岡豊 課題番号:21H03683)
パレスチナ/イスラエル研究会

青山・アルアフマド「「トルコとレバノンにおけるシリア人の統合にかかる世論調査(2022年)」単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 72)

青山弘之、ジヤド・アルアフマドによる報告書「「トルコとレバノンにおけるシリア人の統合にかかる世論調査(2022年)」単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 72)(HTMLPDF)をCMEPS-J Reportsで公開しました。

CMEPS-J Reports

現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」開催

2023年3月6日(月)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」緊急シンポジウムがオンラインで開催され、約100名が参加しました。

緊急シンポジウムでは、東京外国語大学教授の青山弘之氏の進行のもと、北海学園大学教授の岩坂将充氏が「これからのトルコ:地震、選挙、建国100周年」、東京外国語大学特別研究員の髙岡豊氏が「シリア向け支援を妨げた紛争思考と今後の課題」、立命館大学教授の末近浩太氏が「誰がシリアを「変える」のか:紛争、権威主義、そして、震災」と題した報告を行い、その後総合討論・質疑応答が行われた。

現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」のご案内

現代中東政治研究ネットワークと立命館大学中東・イスラーム研究センターは、2月6日にトルコ・シリアで発生した地震を受けて、以下の通り、3月6日(月)に現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」を開催する運びとなりました。

ご関心をお持ちの方におかれましては、ぜひ参加をご検討いただきますようお願い申し上げます。

概要

2月6日にトルコとシリアが大地震に見舞われてから1ヵ月が経とうとしている。東日本大震災を上回る犠牲者を出したこの災害は、国際社会のキーアクターとして存在感を強めていたトルコ、「今世紀最悪の人道危機」に苛まれ疲弊しきっていたシリアにも少なからぬ影響を与えている。本緊急シンポジウムでは、震災によって両国の政治に生じた変化を専門家の分析をもとに読み解いていく。

日時

2023年3月6日(月)19:30〜21:00

場所

Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)

プログラム

    • 19:30-19:40 趣旨説明 青山弘之(東京外国語大学教授)
    • 19:40-20:00  「これからのトルコ:地震、選挙、建国100周年」  岩坂将充(北海学園大学教授)
    • 20:00-20:20 「シリア向け支援を妨げた紛争思考と今後の課題」  髙岡豊(東京外国語大学特別研究員)
    • 20:20-20:40 「誰がシリアを「変える」のか:紛争、権威主義、そして、震災」  末近浩太(立命館大学教授)
    • 20:40-21:00 総合討論・質疑応答

参加登録

Googleフォームよりご登録ください。 https://forms.gle/YCJ2sAKKEGC5vD3s9 (登録締切:2023年3月5日)

問い合わせ先

s-nino38[ @ ]fc.ritsumei.ac.jp (担当:二宮/RARA・立命館大学中東・イスラーム研究センター)

主催

現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

共催

科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622)

科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04374)

科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)

科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)

立命館先進研究アカデミー(RARA)

協力

シリア地震被災者支援キャンペーン「サダーカ・イニシアチブ」

“Türkiye’deki Suriyeliler, On Yıl ve Daha Fazla Birlikte Yaşama: Gaziantep, Bir Vaka Çalışması” Basit Çetele Raporu (CMEPS-J Report No. 64)

ジヤド・アルアフマド、青山弘之によるトルコ語の報告書”Türkiye’deki Suriyeliler, On Yıl ve Daha Fazla Birlikte Yaşama: Gaziantep, Bir Vaka Çalışması” Basit Çetele Raporu (CMEPS-J Report No. 64). HTMLを CMEPS-J Reportsで公開しました。

 

ジヤド・アルアフマド「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純比較報告(CMEPS-J Report No. 63)

ジヤド・アルアフマドによる英語の報告書「「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純比較報告書」(CMEPS-J Report No. 63)HTMLPDFを CMEPS-J Reportsで公開しました。

CMEPS-J Reports

「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告(CMEPS-J Report No. 62)

ジヤド・アルアフマド、青山弘之による日本語の報告書「「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 62)HTMLPDFを CMEPS-J Reportsで公開しました。
https://cmeps-j.net/ja/cmeps-j-reports

現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会開催

去る6月7日(火曜日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会がオンライン形式で開催され、研究者ら約30名が参加しました。

第3回研究会では、冒頭で立命館大学立命館大学国際関係学部の末近浩太教授による現代中東研究コロキアムの趣旨説明が行われ、続いて末近教授の進行のもと、日本貿易振興機構アジア経済研究所(JETRO-IDE)の今井宏平研究員が「なぜトルコにおいて難民問題は選挙の争点とならないのか」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

後半は東京外国語大学大学院総合国際学研究院の青山弘之教授の進行のもと、東京大学大学院総合文化研究科博士課程の上野祥氏が権威主義体制における抑圧と抗議行動:ムバーラク政権期エジプトを事例に」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告(CMEPS-J Report No. 61)

ジヤド・アルアフマド、青山弘之による英語の報告書「「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 61)HTMLPDFを CMEPS-J Reportsで公開しました。
https://cmeps-j.net/ja/cmeps-j-reports