青山弘之、ジヤド・アルアフマドによる報告書「「トルコとレバノンにおけるシリア人の統合にかかる世論調査(2022年)」単純集計報告書」をCMEPS-J Reportsで公開しました。
カテゴリー: Turkey
現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」開催
2023年3月6日(月)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」緊急シンポジウムがオンラインで開催され、約100名が参加しました。
緊急シンポジウムでは、東京外国語大学教授の青山弘之氏の進行のもと、北海学園大学教授の岩坂将充氏が「これからのトルコ:地震、選挙、建国100周年」、東京外国語大学特別研究員の髙岡豊氏が「シリア向け支援を妨げた紛争思考と今後の課題」、立命館大学教授の末近浩太氏が「誰がシリアを「変える」のか:紛争、権威主義、そして、震災」と題した報告を行い、その後総合討論・質疑応答が行われた。
現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」のご案内
現代中東政治研究ネットワークと立命館大学中東・イスラーム研究センターは、2月6日にトルコ・シリアで発生した地震を受けて、以下の通り、3月6日(月)に現代中東研究コロキアム緊急シンポジウム「トルコ・シリア地震で何が変わったか:政治研究者が読み解く」を開催する運びとなりました。
ご関心をお持ちの方におかれましては、ぜひ参加をご検討いただきますようお願い申し上げます。
概要
2月6日にトルコとシリアが大地震に見舞われてから1ヵ月が経とうとしている。東日本大震災を上回る犠牲者を出したこの災害は、国際社会のキーアクターとして存在感を強めていたトルコ、「今世紀最悪の人道危機」に苛まれ疲弊しきっていたシリアにも少なからぬ影響を与えている。本緊急シンポジウムでは、震災によって両国の政治に生じた変化を専門家の分析をもとに読み解いていく。
日時
2023年3月6日(月)19:30〜21:00
場所
Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
プログラム
-
- 19:30-19:40 趣旨説明 青山弘之(東京外国語大学教授)
- 19:40-20:00 「これからのトルコ:地震、選挙、建国100周年」 岩坂将充(北海学園大学教授)
- 20:00-20:20 「シリア向け支援を妨げた紛争思考と今後の課題」 髙岡豊(東京外国語大学特別研究員)
- 20:20-20:40 「誰がシリアを「変える」のか:紛争、権威主義、そして、震災」 末近浩太(立命館大学教授)
- 20:40-21:00 総合討論・質疑応答
参加登録
Googleフォームよりご登録ください。 https://forms.gle/YCJ2sAKKEGC5vD3s9 (登録締切:2023年3月5日)
問い合わせ先
s-nino38[ @ ]fc.ritsumei.ac.jp (担当:二宮/RARA・立命館大学中東・イスラーム研究センター)
主催
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催
科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622)
科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04374)
科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)
科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
立命館先進研究アカデミー(RARA)
協力
シリア地震被災者支援キャンペーン「サダーカ・イニシアチブ」
“Türkiye’deki Suriyeliler, On Yıl ve Daha Fazla Birlikte Yaşama: Gaziantep, Bir Vaka Çalışması” Basit Çetele Raporu (CMEPS-J Report No. 64)
ジヤド・アルアフマド「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純比較報告(CMEPS-J Series No. 63)
「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告(CMEPS-J Series No. 62)
現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会開催
去る6月7日(火曜日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会がオンライン形式で開催され、研究者ら約30名が参加しました。
第3回研究会では、冒頭で立命館大学立命館大学国際関係学部の末近浩太教授による現代中東研究コロキアムの趣旨説明が行われ、続いて末近教授の進行のもと、日本貿易振興機構アジア経済研究所(JETRO-IDE)の今井宏平研究員が「なぜトルコにおいて難民問題は選挙の争点とならないのか」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。
後半は東京外国語大学大学院総合国際学研究院の青山弘之教授の進行のもと、東京大学大学院総合文化研究科博士課程の上野祥氏が権威主義体制における抑圧と抗議行動:ムバーラク政権期エジプトを事例に」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。
「トルコのシリア・トルコ両コミュニティを対象とした世論調査(ガズィアンテップ、2022)」単純集計報告(CMEPS-J Series No. 61)
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会のご案内(2022年6月7日)
以下のとおり、2022年6月7日(火)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第3回研究会を開催いたします。全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
記
日時:2022年6月7日(火) 15:00~19:00
場所:Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
15:00 開会
15:10~16:10 報告1:今井宏平(ジェトロ・アジア経済研究所研究員)「なぜトルコにおいて難民問題は選挙の争点とならないのか」
16:10~17:10 報告2:上野 祥(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)「権威主義体制における抑圧と抗議行動:ムバーラク政権期エジプトを事例に」
(休憩)
17:20~ 全体討論
参加登録:Googleフォームよりご登録ください。
(登録締切:2022年6月5日)
https://forms.gle/yDzMBTPNUV9SEdoA6
問合先:ir0262pp [a] ed.ritsumei.ac.jp
(担当:米田【立命館大学中東・イスラーム研究センター/立命館大学大学院 国際関係研究科 博士後期課程】)
主催:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催:
科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622)
科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04374)
科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)
科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)
現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)(仮)研究会
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」(仮称)を設立いたします。
日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための機能は、「メカ研」と総称される一連の研究プロジェクト(「現代中東における国家運営メカニズムの実証的研究と地域間比較」研究会(2006~2007年度)、「中東諸国家運営メカニズムの普遍性と特殊性の抽出」(2008~2009年度)、「中東地域における経済自由化政策をめぐる受容と抵抗:比較政治研究」(2010~2011年度))が2013年に終了して以降、実質的には各研究者の携わる科研などの競争的資金に委ねられておりましたが、ここに分野・地域間の対話を今一度活性化することでさらなる研究の展開を目指したいと思います。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
日時
-
- 2021年11月21日(日) 15:00~18:00
場所
-
- 北海学園大学(使用する会議室については調整中)とzoomでのオンラインとのハイブリッド
参加者(50音順)
-
- 青山弘之(東京外国語大学)
- 今井宏平(JETROアジア経済研究所)
- 岩坂将充(北海学園大学)
- 吉川卓郎(立命館アジア・太平洋大学)
- 末近浩太(立命館大学)
- 髙岡豊(東京外国語大学)
- 錦田愛子(慶應義塾大学)
- 濱中新吾(龍谷大学)
- 溝渕正季(広島大学)
- 松尾昌樹(宇都宮大学)
- 山尾大(九州大学)
- 横田貴之(明治大学)
主催
-
- 現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
- 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
- 科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622、およびミネルヴァ書房からの成果公開における寄稿者)
- 科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)
共催
-
- 科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04370)
- 科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)
議事
研究報告(15:00~16:15)
-
- 末近浩太・山尾大「「アラブの春」後のリビアにおける国家再建と民主化:2019年実施の世論調査の結果から(仮)」
- 全体討論
コロキアムの運営方針、全体および各自の研究進捗状況の確認と意見交換(16:30〜17:30)
今後の方針について(17:30〜18:00)
-
- 2022年度の国内外発表および投稿計画等