
髙岡豊「シリア・レバノンのパレスチナ諸派概況」(CMEPS-J Report No.100)をCMEPS-J Reportsで公開しました。
Contemporary Middle East Political Studies in Japan.net (CMEPS-J.net)
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)
2025年3月25日(火)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第10回研究会を開催いたします。良いディスカッションの場になれば幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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2025年3月25日(火) 14:00~17:00頃まで
東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールームおよびZoomミーティングによるハイブリット開催(参加無料:要事前登録)
14:00 開会
14:10~15:30 報告1 久永優吾(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻修士2年)「トルコ憲法裁判所の司法行動の変容:「体制の擁護者」から「権利の擁護者」へ」
15:40~17:00 報告2 青山弘之(東京外国語大学・教授)「紛争はどのように絡み合って展開するのか?:アクサー大洪水/鉄の剣、勇敢なる者たち/北の矢、そして侵攻抑止」
Googleフォームよりご登録ください。
https://x.gd/mA3gD(登録締切:2025年3月24日)
オンラインで参加される方には3月25日午前中にZoomミーティングの情報をお送りする予定です。
biladalsham[a]tufs.ac.jp
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
科研費基盤研究(A)「歴史的シリアにおける国家変容の研究:混合的手法による新たな中東地域研究の開発」(研究代表者:末近浩太 課題番号:23H00043)
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)
基盤研究(B)「現代外交における軍事力の効用:通時的・共時的アプローチによる中範囲理論の構築」(研究代表者:溝渕正季 課題番号:23H00791)
科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
パレスチナ/イスラエル研究会
中東・イスラーム地域研究院生研究会(Graduate Student Society for Middle Eastern and Islamic Area Studies:GSMEIAS)

2024年10月6日(日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」特別シンポジウム「第X次中東戦争はなぜ続くのか?:イスラエルとハマースの戦闘開始から1年」を東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールーム、立命館大学朱雀キャンパス(京都二条キャンパス)中川会館202、Zoomミーティングにてハイブリッド開催しました。

250人以上の登録があったシンポジウムは、2部構成で行われ、錦田愛子氏(慶應義塾大学)、浜中新吾氏(龍谷大学)の司会進行のもと、第1部「忘れ去られたパレスチナ・イスラエル紛争、アラブ・イスラエル紛争」ではパレスチナ、イスラエル、ヨルダン、シリア、レバノン、エジプトの政治を専門とする6名の研究者が報告を行いました。

第2部「第X次中東戦争として捉える紛争」では、イラン、イエメン、イラク、アラブ湾岸諸国、トルコの政治、イスラーム過激派の動静を専門とする6名の研究者が報告を行いました。
第1部と第2部での報告終了後、参加者を交えたかたちで質疑応答が行われました。
ハマースが「アクサー大洪水」奇襲作戦を敢行し、ガザ地区を中心に激しい戦闘が始まってから、10月7日で1年となります。ガザ地区の惨状が、悲しみ、怒り、無力感、そして恐れをかき立てる日々は今も続いており、ハマースとイスラエルの一挙手一投足に多くの関心が寄せられています。
しかし、この紛争は、ハマースとイスラエルだけの争いではなく、ガザ地区も戦場の一つに過ぎません。実態は、アラブ・イスラエル紛争の当事者である周辺アラブ諸国、イラン、サウジアラビアやイエメンといったアラビア半島諸国、トルコ、欧米諸国、そして中東で勢いを増す非国家主体をも当事者とする地域紛争、あるいは国際紛争で、これらの当事者の思惑が複雑に絡み合うことで、事態収拾が困難なものとなっています。
本シンポジウムでは、中東政治を専門とする研究家が、政治学や地域研究といった手法を駆使して、矮小化して理解されがちなこの紛争の全体像を捉え、紛争が止まない理由を冷静且つ冷徹に解明します。
2024年10月6日(日曜日)13:30~18:00頃
以下2会場とZoomミーティングによるハイブリッド開催
(参加無料:要事前登録)
Googleフォームよりご登録ください。
https://x.gd/e0CWv(登録締切:10月4日)
オンラインで参加される方には10月5日にZoomミーティング情報をメールにてお知らせします。
2024年1月20日(土)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の主催による現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会が、立命館大学朱雀キャンパス(京都市中京区)にて対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、研究者ら約30名が参加しました。
第8回研究会では、立命館大学教授の末近浩太氏の進行のもと、立命館大学立命館大学衣笠総合研究機構准教授の池端蕗子氏がまず「現代中東・イスラーム諸国の地域協力機構:緩やかな連帯のメカニズム」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

続いて、慶應義塾大学法学部教授の錦田愛子氏が「ローカル・イスラームとしてのハマース:グローバル・イスラームとの相違と接点」と題して報告を行い、質疑応答が行われました。

以下のとおり、2024年1月20日(土)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第8回研究会を開催いたします。
全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。また、今回も対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
記
日時
2024年1月20日(土) 14:00~17:00頃まで
場所
立命館大学朱雀キャンパス中川会館303、およびZoomミーティングによるハイブリッド開催(参加無料:要事前登録)
議事
14:00 開会
14:10~15:30 報告1:池端蕗子(立命館大学)「現代中東・イスラーム諸国の地域協力機構:緩やかな連帯のメカニズム」
(休憩)
15:40~17:00 報告2:錦田愛子(慶應義塾大学)「ローカル・イスラームとしてのハマース:グローバル・イスラームとの相違と接点」
参加登録
対面でご参加される場合も、オンラインでご参加される場合も、下記のGoogleフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/vojmRAXMFhRWJTgg7
(登録締切:2024年1月18日)
オンラインで参加される方には1月19日にZoomミーティングの情報をお送りする予定です。
対面で参加される場合の会場案内
立命館大学朱雀キャンパス中川会館303
所在地:〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/
問い合わせ先
s-nino38[a]fc.ritsumei.ac.jp(担当:二宮)
主催
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)
科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)
科研費基盤研究(B)「中東の非国家武装主体の越境的活動に関する比較研究」(研究代表者:髙岡豊 課題番号:21H03683)

2014年12月18日に岩波書店より出版された『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(ISBN:9784000220842、体裁:四六 ・ 並製 ・ カバー ・ 242頁)の内容を一部改訂し、HTMLに変換した復刻版を主な刊行物で公開しました。


現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を正式に発足いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
第1回研究会を以下の要領で開催いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
記
2022年1月19日(水) 14:00~18:00
Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
(休憩)
以下のGoogleフォームよりご登録ください。(登録締切:2022年1月17日)
https://forms.gle/N8fvuxUyzj2LUfxh9
17v00017[a]gst.ritsumei.ac.jp(担当・二宮【立命館大学中東・イスラーム研究センター】)
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」(仮称)を設立いたします。
日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための機能は、「メカ研」と総称される一連の研究プロジェクト(「現代中東における国家運営メカニズムの実証的研究と地域間比較」研究会(2006~2007年度)、「中東諸国家運営メカニズムの普遍性と特殊性の抽出」(2008~2009年度)、「中東地域における経済自由化政策をめぐる受容と抵抗:比較政治研究」(2010~2011年度))が2013年に終了して以降、実質的には各研究者の携わる科研などの競争的資金に委ねられておりましたが、ここに分野・地域間の対話を今一度活性化することでさらなる研究の展開を目指したいと思います。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
研究報告(15:00~16:15)
コロキアムの運営方針、全体および各自の研究進捗状況の確認と意見交換(16:30〜17:30)
今後の方針について(17:30〜18:00)
浜中新吾・青山弘之・髙岡豊編著『中東諸国民の国際秩序観:世論調査による国際関係認識と越境移動経験・意識の計量分析』が2020年3月15日に晃洋書房より公刊されました。