研究プロジェクト「新学術領域研究 グローバル関係学:B02 越境的非国家ネットワーク」の研究成果、末近浩太・山尾大著「「中東世論調査(リビア2019)単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 59)を CMEPS-J Reports で公開しました。
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)
研究プロジェクト「新学術領域研究 グローバル関係学:B02 越境的非国家ネットワーク」の研究成果、末近浩太・山尾大著「「中東世論調査(リビア2019)単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 59)を CMEPS-J Reports で公開しました。
研究プロジェクト「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」と新学術領域研究「グローバル関係学」B02 越境的非国家ネットワークの研究成果「「中東世論調査(シリア2021-2022)単純集計報告書」(CMEPS-J Report No. 58)を CMEPS-J Reportsで公開しました。
去る1月19日(水曜日)、現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)主催による「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第1回研究会がオンライン形式で開催され、約40名の研究者が参加しました。
第1回研究会では、司会を務める広島大学大学院人間社会科学研究科の溝渕正季准教授の進行のもと、冒頭に立命館大学国際関係学部の末近浩太教授が現代中東研究コロキアムの趣旨説明を行いました。
続いて、宇都宮大学国際学部の松尾昌樹教授が「グローバル化と政治体制:石油貿易が生み出す権威主義国と民主主義国の相互依存関係」と題した報告を行い、質疑応答が行われました。
また、休憩を挟んで、静岡県立大学国際関係学部の山本健介講師が「エルサレムの聖地管理をめぐる域内政治:ヨルダンの対外政策を中心に」と題して報告を行い、同じく質疑応答が行われました。
両報告に続いて全体で質疑応答が行われ、積極的な議論、意見交換が行われました。
以上
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を正式に発足いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
第1回研究会を以下の要領で開催いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
記
2022年1月19日(水) 14:00~18:00
Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
(休憩)
以下のGoogleフォームよりご登録ください。(登録締切:2022年1月17日)
https://forms.gle/N8fvuxUyzj2LUfxh9
17v00017[a]gst.ritsumei.ac.jp(担当・二宮【立命館大学中東・イスラーム研究センター】)
2012年12月19日に岩波書店より出版された青山弘之『混迷するシリア:歴史と政治構造から読み解く』https://www.iwanami.co.jp/book/b262076.html(ISBN:9784000229234、158頁)の内容を一部改訂し、HTMLに変換した復刻版を主な刊行物で公開しました。
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」(仮称)を設立いたします。
日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための機能は、「メカ研」と総称される一連の研究プロジェクト(「現代中東における国家運営メカニズムの実証的研究と地域間比較」研究会(2006~2007年度)、「中東諸国家運営メカニズムの普遍性と特殊性の抽出」(2008~2009年度)、「中東地域における経済自由化政策をめぐる受容と抵抗:比較政治研究」(2010~2011年度))が2013年に終了して以降、実質的には各研究者の携わる科研などの競争的資金に委ねられておりましたが、ここに分野・地域間の対話を今一度活性化することでさらなる研究の展開を目指したいと思います。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
研究報告(15:00~16:15)
コロキアムの運営方針、全体および各自の研究進捗状況の確認と意見交換(16:30〜17:30)
今後の方針について(17:30〜18:00)
Ziad ALAHMADのレポート“Opinion Survey: How do Syrians See the Temporary Protection System After Ten Years of Displacement in Turkey?” (CMEPS-J Report No. 57)”を CMEPS-J Reportsで公開しました。
レバノンの第2次ナジーブ・ミーカーティー内閣(2021年9月発足)の閣僚名簿を国別ファイルで公開しました。
シリアの第3次フサイン・アルヌース内閣(2021年8月10日発足)の名簿(青山弘之、木戸皓平作成)を国別ファイルで公開しました。